2026年1月から、かむら整形外科で働いている郡山知子さんへのインタビューをご紹介します。
これまでの経歴やかむら整形外科へ就職を決めた理由など、私自身が気になったことを中心にインタビューを行いました。
当院へ受診したことがある方も、まだ来院したことがない方もぜひ最後までご覧ください!

宮崎県延岡市出身で、高校まではバレーボールざんまいの生活を送っていました。
高校卒業後は、理学療法士を目指し鹿児島の専門学校に進学。新しい分野の学習で四苦八苦しながらも無事卒業できました。
合格後に選んだ就職先は憧れの地である福岡です。就職後は、総合病院に長く勤めていましたが、子育てに専念するために一度退職。
パートで全く経験のない業種の仕事も経験しつつ、理学療法士に復帰するためにかむら整形外科に就職しました。
高校1年の秋、バレーボールの試合中に前十字靭帯を損傷する大怪我を負いました。
手術し、1年間弱の期間はリハビリに専念。痛くて辛いリハビリにもなんとか耐え、無事復帰できた時の喜びは忘れられません。
その時にお世話になった女性の理学療法士の働く姿をみて、自分も理学療法士になることを決めました!
専門学校入学後、勉強量の多さに戸惑いました。恥ずかしながら、それまで勉強に専念した経験がなく、初めは全く知らない医療用語が飛び交う授業について行くことに必死でした。
それをカバーするためには、人より勉強、とにかく勉強。人生で一番勉強した期間だったと思います。
レポートに追われ不眠が続く実習は、持ち前の忍耐力でなんとか乗り切りました。部活動で培ったメンタルが活きたのでしょう(笑)

見学に行った際、リハビリ室での患者様の表情やスタッフの皆さんの対応を見て、すごく和やかな雰囲気と活気のあるリハビリ室に惹かれ就職を決めました。
見学でイメージしていた通り、スタッフ同士が支え合いながら働く、温かい雰囲気の現場で、すぐにチームの一員として業務に取り組むことができました。
以前働いていた病院は入院患者がメインだったため、1日の時間管理が調整しやすく、関わる患者様も数ヶ月間ほぼ同じ方を対応することが多い現場でした。
クリニックでは1人の患者さんにつき、週1〜3回、短時間の関わりが多いです。その中で、患者様の気持ちに寄り添いながら、結果を出すことを求められるため、1回1回の介入に対する責任が大きいと感じています。
患者様の会話では、「聞くこと」に意識を向けています。
何気ない会話からも、その方の考えや新たな一面を知ることができ、私にとっても楽しく、学びの機会になっています。

患者様が大切にされている「生きがいとなる活動」に対し、支援ができたときにやりがいを感じます。
「リハビリを継続することで出来ることが増えた」という声を聞くと、自分のことのように嬉しいです。
休みの日は子供と買い物に行ったり、公園で運動して過ごしたりすることが多いです。
温泉が好きなので、少し遠出した際は、その地域の温泉に立ち寄りリフレッシュしています。
ひとり時間の時はピラティスに行き、自分の身体と向き合っています。(毎回筋肉痛です・・・)

とあるコーヒー店でモーニングを食べながら誰にも邪魔をされずに本を読んだり、お気に入りのパン屋さんで自分用のパンを買ったり、週末に赤ワインを飲んだり、プチ贅沢を時々楽しんでいます。

怪我の予防や怪我後の対応ができるように、スポーツリハビリの分野も勉強していきたいと思っています。
というのも、娘が部活を始めたのですが、外の競技であるため体力面や怪我が心配です。
体づくりのためにも栄養に関する知識をつけ、子供たちのサポートができるように知識やスキルを身に付けていきたいと考えています。
患者様の前向きに取り組む姿勢に、日々多くの力をいただいています。丁寧な対応を心がけながら、安心してリハビリに取り組めるよう、これからも全力でサポートします!
今回は、理学療法士の郡山さんのインタビューをお届けしました。
アクティブで柔らかい印象の郡山さんの魅力がたくさん詰まった内容となりました。
次回は、同じく今年入職した作業療法士の古川さんのインタビュー記事を予定しておりますので、ぜひお楽しみに!!
「膝に水がたまっていますね」
整形外科を受診した際に、このように言われた経験がある方も多いのではないでしょうか。
膝に水がたまると、膝が腫れたり、曲げ伸ばしがしにくくなったり、歩くと痛みを感じたりします。

今回は「膝に水がたまる」とはどういう状態なのか、原因や治療についてわかりやすく解説します。
膝の関節の中には、もともと少量の関節液(かんせつえき)が存在しています。

しかし、膝に炎症が起こると関節液が過剰に作られ、関節内にたまってしまいます。これが一般的に言われる「膝に水がたまる」という状態です。
水がたまるような炎症が起きる原因がいくつか挙げられます

患者さんからよく聞かれる質問です。
結論から言うと、
「水を抜いたから癖になる」ということはありません。
水が再びたまるのは、水を作っている原因が改善していないためです。
例えば変形性膝関節症の場合、
が続いているため、水が再びたまることがあります。
❌ 水を抜いたからたまる、ではなく
⭕ 原因が続いているからたまる、のです。
たまった水を抜かないといけないということはありません。水自体が痛みの原因ではなく、何らかの原因の結果、痛みが出るし水もたまる、ということになります。
以下のような場合に水を抜きます

膝に水がたまるのは、関節の炎症によるサインです。
「水を抜くと癖になる」という心配はありません。
大切なのは、水を抜くことではなく、その原因を見つけて適切な治療を行うことです。
膝の腫れや痛みでお困りの方は、お気軽にご相談ください。
かむら整形外科では、レントゲン検査や超音波検査を行い、膝の状態を詳しく評価した上で、一人ひとりに合った治療をご提案しています。
親指を動かしたときに手首の親指側が痛くなる疾患で、特に女性に多くみられます。今回は、ドゥケルバン病について、原因や症状、治療法をわかりやすく解説します。

ドゥケルバン病とは
ドゥケルバン病 は、親指を動かす腱(けん)と、その腱が通るトンネル(腱鞘:けんしょう)に炎症が起こる病気です。親指をよく使うことで、腱と腱鞘がこすれ合い、炎症や腫れが起こります。

次のようなときに手首の親指側に痛みがある場合、ドゥケルバン病の可能性があります。


この動作で親指側の手首に強い痛みが出る場合、ドゥケルバン病が疑われます。ただし、自己判断だけでは他の病気との区別が難しいため、痛みが続く場合は整形外科の受診をおすすめします。
検査
念のため、骨や関節に異常がないかを単純レントゲンで調べます。腱はレントゲンにはうつりませんので、エコー(超音波)検査で確認します。

腫れが強いと、画像のように腱鞘の腫れを確認することができます。
治療

痛みの強さに応じて治療を行います。どうしても痛みが治まらない場合は、最終手段として手術が行われる場合もあります。
ドゥケルバン病は、親指の使いすぎによって起こる腱鞘炎です。
などで起こりやすく、比較的女性に多い病気です。「親指側の手首が痛い」「物を持つとつらい」という症状がある方は、早めに整形外科へご相談ください。
おかげ様で、3月31日でかむら整形外科開院からまる2年が経ちました。色々あって長かったような、でも終わってみればあっという間だった2年間でした。
特に大きなトラブルもなくやってこられたのは、スタッフの頑張りやいらっしゃる患者様のご協力によるものだと思います。心より感謝を申し上げます。
とはいえまだ3年目なので、まだまだ改善すべき点はあると思いますし、ますます皆様の支えるになれるクリニックを目指して日々努力と工夫を続けていきたいと考えております。
今後ともよろしくお願いいたします。

今回は、腰部脊柱管狭窄症(ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう)について解説いたします
どのような疾患か一言でいうと、


狭窄は、加齢に伴い椎間板、骨、靭帯が変形してしまうことで起こります。






腰部脊柱管狭窄症の治療は以下のようになります。薬、注射やリハビリでも症状が改善せず、生活に支障がでるような状態であれば手術を考えます

以上、簡単ですが腰部脊柱管狭窄症についての解説でした。なにか気になることなどあれば主治医にご相談ください。
二分脊椎(にぶんせきつい)という疾患を聞いたことがありますか?まだ赤ちゃんがお腹の中にいる間に、背骨がうまく成長できずに起こる病気です。背骨の中には脊髄という神経が通っているため、とくに下肢の麻痺や変形、それに伴う歩行障害が問題となる場合があります。

研究の結果、「葉酸」の摂取が二分脊椎発症に対する予防効果があるということがわかり、日本では2000年に厚労省から通知が出されました。
https://www.mhlw.go.jp/www1/houdou/1212/h1228-1_18.html
内容を要約すると、「妊娠前4週から妊娠後12週にかけて、葉酸を1日あたり0.4mgを摂取する」 ことが推奨されています。
あくまで発生リスクを低減させるということなので、100%防止できるわけではありません。
注意点としては、推奨される接種開始時期が妊娠前4週なので妊娠が発覚してからでは遅いという点です。もちろんそれでも摂取しないよりはよいですが、できれば妊活中から摂取を開始したほうが望ましいと考えられます。あとは、食物からは葉酸の吸収率が悪いので、サプリメントも活用したほうがよいとされています。
二分脊椎を発症し、歩行障害などを生じた場合は、整形外科のみならず医療、社会福祉など様々な方面から、少しでも通常に近い生活ができるようサポートが行われることとなります。
現在母子手帳にはこの葉酸摂取について掲載されていますが、母子手帳をもらうのは病院で妊娠が確認された後となり、前述したようにタイミングとしては遅いと言えます。妊娠の際の葉酸摂取についての重要性について、少しでも周知できればと思いブログに掲載いたしました。ごらんになった方は、周りに妊娠適齢期の女性がおられましたらお知らせいただけますと幸いです。






こんにちは。理学療法士の谷口です。
昨年10月に、久留米の日本赤十字会館で救急法の基礎講習を受講してきましたのでその時のことをご報告したいと思います。
救急法の基礎講習では、一次救命処置やそれに必要な状態の確認などを中心に行います。
いざという時に必要になる一次救命処置は、日頃からの訓練が大切です。私もスポーツ現場で活動することがあるため、定期的に受講するようにしています。
一次救命は1分1秒を争うもので、その対応の素早さによって命の行方が左右されると言われています。
救急法の基礎講習は誰でも簡単に受講ができるので、ぜひ多くの人に参加してほしいです。

今回は、総勢30名ほどの受講生でした。人形を使って実技を行っています。

私もしっかり胸骨圧迫(心臓マッサージ)やってきました。ポイントは「強く・早く・絶え間なく」。
30回の胸骨圧迫→2回の人工呼吸→30回の胸骨圧迫を繰り返します!
その間にAEDの装着から使用、そして救急隊に引き継ぐという流れとなっています。
誰にでも救命処置が必要となる場面に遭遇する可能性がありますが、まったく知らないのと少しでも訓練を受けたことがあるのとでは対応できるかどうか全然違うと思います。体験の機会があればぜひトライしてみましょう!
超音波(エコー)検査をご存じでしょうか。従来から、心臓の動きやおなかの中などをみる検査としてよく使われてきました。

近年、技術の発達で画像が鮮明になったことで細かい血管や神経なども見えるようになり、また機械自体もコンパクトになって外来の診察室で手軽に行えるようになったことで様々な用途で使われるようになっています。
超音波検査の利点として大きく2つあり、1つは手軽にすぐ行えること、もう1つは患者様に害がないことです。プローブという部分を見たい部分に当てるだけなので痛みもなくお子様にも行いやすく、レントゲンのように放射線も使いません。それでいて診断や治療に大きな威力を発揮することができるため、非常にすぐれた検査方法と言えます。
整形外科で見ることが多い手や足はそれほど深くないので、小さなプローブで血管、神経、筋肉、腱など様々なものを確認することができますので、診断と治療に使える場合が多くあります。
*すべての血管、神経が見えるわけではありません。
超音波検査による診断について
まず、「腫瘤(できもの)」を確認することができます。最も多いのはガングリオンです。確定診断ではありませんが、大体見当がつきます。また、筋肉などある程度深いところにできた腫瘍も見つけられる場合があります。次に炎症をとらえることができます。ある程度強い炎症であることが必要ですが、つかいすぎによる筋肉や腱の炎症や関節内の炎症を評価することができます。ケガの時も、肉離れや打撲では出血が起こっていないかどうか、何かが刺さった場合は中に異物が残っていないかを確認することができます。
手や足といった皮膚が薄い部分は超音波の得意な場所です。手ではガングリオンや腱鞘炎、足では足首の捻挫のときに靭帯の損傷具合をみることができます。アキレス腱断裂もはっきりと見えます。




関節リウマチでは、関節の中の炎症(滑膜炎)をみることで、病気の活動性を評価することができます。

超音波検査を使った治療について
治療としては、注射のときに有用です。筋肉、関節、腱、血管、(ある程度大きな)神経が見えますので、目で見てねらったり避けたりすることができます。これまで大体この位置にあるというある意味大雑把な位置に注射をすることが一般的だったのですが、超音波を使うことで正確に注射をすることができます。筋肉と筋肉の間を生理食塩水で剥がす、ハイドロリリースという手技も超音波によって可能となりました。

このように、超音波検査は非常に有用であり、かつ患者様フレンドリーといえます。これからももっと習熟度を上げて診療に役立てていきたいと考えています。
こんにちは。
ご来院いただいている方々にはお伝えしておりましたが、11月9日の福岡マラソンに当院の理学療法士の谷口と加茂が出走して参りました!

皆さんの応援のおかげで、無事2名とも完走することができました😭本当にありがとうございます。
当日まで不安でいっぱいだったのですが、スタッフや患者さんたちの「頑張ってね!」の声に、己を奮い立たせて走り抜くことができました。
当日も沿道でたくさんの方に応援いただき、まさに「応援」の力を身をもって感じた次第です。

ただ、2人とも完走はしましたが、目標としていたタイムには届かず・・・
この悔しさを糧に、来年以降の記録更新に向けてまた明日から頑張りたいと思います。
暖かいご声援、本当にありがとうございました!!
また、福岡マラソンに出場したランナーの皆さん、そして福岡マラソンを支えてくださいましたボランディア含め全ての関係者の皆さん、本当にお疲れ様でした。