注射にはどのような種類があるかご存じでしょうか?

注射は、その治療の目的や打つ場所によってさまざまな種類があります。今回はそれらに違いについて解説していきます。

皮下・筋肉・静脈注射

これらは薬をいれる部位が、下の図のように違います。いずれも全身に薬を届けることが目的となります。

整形外科では、骨粗しょう症の薬やワクチン接種で行います。

整形外科での注射

整形外科のクリニックでは、患者様の多くは主に痛みという症状で来院されます。

ですので整形外科では下の図のように、痛みを抑えるための注射を行うことが多くなります。

ハイドロリリース注射

トリガーポイント注射と同様に、筋肉の痛みやこわばりに対してハイドロリリースという注射を行う場合があります。

ブロック注射について

ときどきブロック注射についてのご質問を、患者様からいただきます。

ブロック注射とは正確には神経をブロックするための注射のことで、関節や筋肉の痛みに対して行うものではありません。

一般的には、腰からの神経痛に対して神経根ブロックや仙骨裂孔ブロックという注射がよく行われます。あとは、エコーを使って手足の神経をブロックする場合もあります。

「注射をすれば治る」とは限りません

注射は非常に有用な治療方法ですが、すべての病気を注射だけで治せるわけではありません。

整形外科では、注射・内服薬・リハビリテーション・運動療法・装具・生活習慣の改善など、症状や病気に応じて組み合わせて治療します。

注射はその中の大切な選択肢のひとつです

まとめ

注射は「針を刺して薬を入れる」という点では同じですが、薬を入れる場所や目的によって大きく違います

「どの注射が一番効くのか?」ではなく、病気や薬の種類、治療の目的に合わせて適切な注射を選ぶことが大切です。

注射を受けるときに、

「これは何の注射?」
「どこに薬を入れているの?」
「どんな効果があるの?」

と疑問に思ったら、遠慮なく医師やスタッフにお尋ねください。

2026年09月15日