膝に水がたまるとは?~水を抜くと癖になるって本当?~

「膝に水がたまっていますね」

整形外科を受診した際に、このように言われた経験がある方も多いのではないでしょうか。

膝に水がたまると、膝が腫れたり、曲げ伸ばしがしにくくなったり、歩くと痛みを感じたりします。

今回は「膝に水がたまる」とはどういう状態なのか、原因や治療についてわかりやすく解説します。

■膝の水とは何?

膝の関節の中には、もともと少量の関節液(かんせつえき)が存在しています。

しかし、膝に炎症が起こると関節液が過剰に作られ、関節内にたまってしまいます。これが一般的に言われる「膝に水がたまる」という状態です。

なぜ膝に水がたまる?

水がたまるような炎症が起きる原因がいくつか挙げられます

水を抜くと癖になる?

患者さんからよく聞かれる質問です。

結論から言うと、

「水を抜いたから癖になる」ということはありません。

水が再びたまるのは、水を作っている原因が改善していないためです。

例えば変形性膝関節症の場合、

  • 軟骨のすり減り
  • 関節の炎症

が続いているため、水が再びたまることがあります。

❌ 水を抜いたからたまる、ではなく

⭕ 原因が続いているからたまる、のです。

水は抜かなければいけないのか?

たまった水を抜かないといけないということはありません。水自体が痛みの原因ではなく、何らかの原因の結果、痛みが出るし水もたまる、ということになります。

以下のような場合に水を抜きます

まとめ

膝に水がたまるのは、関節の炎症によるサインです。

「水を抜くと癖になる」という心配はありません。

大切なのは、水を抜くことではなく、その原因を見つけて適切な治療を行うことです。

膝の腫れや痛みでお困りの方は、お気軽にご相談ください。

かむら整形外科では、レントゲン検査や超音波検査を行い、膝の状態を詳しく評価した上で、一人ひとりに合った治療をご提案しています。

2026年06月25日