骨粗しょう症の問題

なぜ骨粗しょう症は問題となるのかを解説いたします

骨粗しょう症が進行すると骨がもろくなり、少しのストレスで骨折を生じる可能性があります。具体的には、床の物をとろうとして体をかがめたり、トイレで便座から立ち上がろうとしたときに骨折してしまった事例があります。

背骨や股関節を骨折すると、背中が曲がってしまったり、歩くのが困難になり日常生活に大きな支障を生じる場合があります。

認知症、脳卒中に続き、骨折や転倒で動けなくなり介護が必要となる場合が多いです

介護が必要となると、経済的にも身体的にも、支えるご家族の負担も増えてしまいます。

骨折自体は命にかかわらなくても、動けなくなると様々な合併症を生じて寿命を縮めてしまう場合があります

一度骨折が起きると、2年以内に約20%の人が別の骨折を起こすといわれています。そのため、できるだけ早く治療を行って次の骨折を起こさないようにすることが重要です。

骨粗しょう症の治療については、よかったら過去のブログをご参照ください。https://kamuraoc.com/2025/02/18/%e9%aa%a8%e7%b2%97%e3%81%97%e3%82%87%e3%81%86%e7%97%87%e2%91%a2/

2025年10月31日